- 「乾太くん 後悔」で検索して、悪い話を先に知っておきたい人
- ドラム式や電気式の乾燥機と迷っていて、決め手がほしい人
- プロパンガスの家で、月のガス代がいくら増えるのか気になっている人
結論:後悔していない。ただし、後悔しそうな人はいる
先に結論です。うちは家を建てたときに乾太くん(デラックスタイプ 9kg・RDT-93)を入れて、後悔はしていません。 正直に言うと、もう乾燥機のない生活が考えられなくなっています。
ただし、次のどれかに当てはまる人は、買ってから「思っていたのと違う」となる可能性が高いです。
- 服を長持ちさせたい人(縮みます。色物は少しくすみます)
- 柔軟剤の香りを楽しみたい人(香りが残りにくいです)
- ガス代の単価を少しでも安くしたい人(本体をサービスで付けてもらう代わりに、単価が高めの契約になりやすいです。後で書きます)
乾太くんの良さは、コスパではなく圧倒的な熱と、それで仕上がるふわっと感です。ここに価値を感じるかどうかで、後悔するかしないかが決まります。
乾太くんのデメリット3つ(実際に使って感じたこと)
1. 縮む。タオルの寿命も短くなる
これは本当です。綿の服は縮みます。タオルもふわふわになる代わりに、寿命は短くなると感じています。色物は少し色がくすみます。
うちは「服は消耗品」と割り切って、洗濯の手間を減らすほうを取りました。どうしても守りたいおしゃれ着だけ乾燥機に入れない運用ですが、正直、ほとんど突っ込んでいます。
2. 音は静かではない
あえて挙げるなら、音です。うちは寝室の隣に置いていますが、家族全員が慣れてしまい、子供たちも音がしていても普通に寝ています。慣れるまでの数週間は気になるかもしれません。
3. 戻れなくなる(そして柔軟剤が効かない)
デメリットと言っていいのか分かりませんが、一度使うと「乾くかどうか」を気にする生活に戻れません。
もう1つ、柔軟剤を使っていた人は効果を感じにくいと思います。私が使っていた柔軟剤は香りがしなくなった気がして、使うのをやめました。ただ、ふわふわ感は柔軟剤以上です。
それでも手放せない理由3つ
- 翌日までに乾くかを気にしなくていい。 保育園に通う子供の汚れ物を18時に迎えに行って受け取り、「明日も必要」と言われることは普通にあります。それでも困りません
- シーツや布団カバーを、天気を気にせず洗える。 太陽の下で乾かしたような、あの独特の気持ちよさがあります
- 小物ラックを付ければ、靴などの小物も乾かせる
いちばん助かったのは、子供が寝具の上で粗相したときと、胃腸炎で寝具が大変なことになったときです。厚手でも長物でも関係なく、その日のうちに元に戻せます。粗相に限らず、子供は突然汚すので、そのたびに助かっています。
ドラム式・電気式の乾燥機と比べてどうか
正直に書くと、うちはドラム式や電気式を家で使ったことがないので、使い比べた比較はできません。
言えるのは、乾太くんを選んだ理由が「コスパ」ではなく「熱」だったということです。ガスの高温の風で一気に乾かすので、仕上がりのふわっと感と乾く速さは、電気の乾燥機能付き洗濯機を店頭で触った印象とは別物でした。
比較で選びたい人は、次の点で判断するとよいと思います。
| 気にすること | 乾太くんが向く | 乾太くんが向かない |
|---|---|---|
| 仕上がり | ふわふわを最優先 | 服の傷みを最優先 |
| 設置 | ガス栓と排湿の穴を用意できる | 賃貸・穴をあけられない |
| 費用 | ガス会社のサービスで本体を入れられることがある(代わりにガス単価は高め) | 初期費用と光熱費を自分で計算して決めたい |
うちの使い方と、減った時間
- 平日:1日1回。土日:2〜3回
- 設定は基本「エコ」。シーツなどの大物のときだけ「長物」の設定に変える
洗濯にかかっていた時間はこう変わりました。
| 導入前 | 今 | |
|---|---|---|
| 干す | 10分 | 0分 |
| 取り込む | 5分 | 0分 |
| 乾燥機に入れる・出す | 0分 | 2分ほど |
| たたむ | 10分 | 10分前後(多少は残る) |
| 1日の合計 | 25分 | 12分前後 |
干す・取り込むの15分がまるごと消え、代わりに入れる・出すの2分が増えました。たたむ作業は残ります。
月のガス代(長崎・プロパン・西部ガス)
うちはプロパンガスです。2026年の直近3か月の検針票の実額がこれです。うちはキッチンがIHなので、ガスを使うのは給湯と乾太くんだけです。それでも給湯の分が混ざるので、乾太くんだけの金額はこの検針票からは切り出せません。
| 月分 | 使用量 | ガス料金(税込) | 前年同月 |
|---|---|---|---|
| 7月分 | 5.8㎥ | 6,360円 | 6.3㎥ |
| 8月分 | 5.7㎥ | 6,145円 | 5.1㎥ |
| 9月分 | 5.7㎥ | 6,059円 | 4.9㎥ |
平日1回・土日2〜3回まわしても、夏の3か月は月6,000円台でした。給湯が増える冬の分は、検針票が届き次第この記事に足します。
うちの単価は、5㎥までで1㎥あたり780〜816円(基本料金1,650円は別)でした。プロパンの比較サイトが出している長崎の目安は1㎥あたり380円台からです。使用量が少ないので総額は目立ちませんが、単価は目安の2倍以上でした。
理由は、たぶん次の「本体が0円だった」話とつながっています。近いうちに他社の見積もりを取ってみて、結果は別の記事に書きます。
設置場所と、本体が0円だった理由
家を建てるときに、ハウスメーカー経由でまとめて入れました。洗濯機の上に専用台で載せ、排湿の筒は天井に抜いています。
費用ですが、本体も専用台も、プロパンガス会社と契約するときのサービスで付けてもらったので、0円でした。 得をした気になりますが、これは正確には「本体の代金をガス代の単価に乗せて、毎月払っている」形だと思っています。上に書いた単価の高さは、おそらくここから来ています。
もしガス会社を切り替えるときは、付けてもらった設備の残りの代金を求められる契約になっていることが多いそうです。うちの契約書がどうなっているかは、見積もりを取るときに確認して、別の記事に書きます。



| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 本体(デラックス 9kg・RDT-93) | 0円(ガス会社のサービス) |
| 専用台 | 0円(同上) |
| 設置工事 | 新築工事に含む |
| 初期費用として払った金額 | 0円 |
| その代わり | ガス単価が目安の2倍以上 |
乾太くんが合わない人・合う人
合わないかもしれない人
- 洗濯物が少なく、部屋干しで翌朝までに乾いている人
- 服やタオルを長く大切に使いたい人
- 賃貸で、ガス栓の新設や外壁の穴あけができない人
- ガス代の単価をきっちり比べて選びたい人
合う人
- 共働きで子供が小さく、「乾くかどうか」を毎晩気にしている人
- 寝具を天気に関係なく洗いたい人
- 服は消耗品と割り切れる人
うちは後者でした。同じなら、うちと同じ理由で手放せなくなると思います。
まとめ
- 初期費用
- 0円(ガス会社のサービス)
- 月のガス代(給湯込み・夏)
- 約6,100〜6,400円
- ガス単価
- 780〜816円/㎥(目安の2倍以上)
- 1日に減った時間
- 約13分(25分→12分)
- 使う回数
- 平日1回・土日2〜3回
長崎・プロパン(西部ガス)・共働き・子供2人・デラックス9kg(RDT-93)の場合。ガス代は給湯を含む金額です(キッチンはIH)。
※乾太くん本体はガス工事が必要なため、通販ではなくガス会社か工務店に相談してください。上のリンクは小物ラックの検索結果です。
服は少し縮みます。音もします。それでも、明日の朝に乾いているかを考えなくていい毎日は、うちにとってはそれ以上の価値がありました。梅雨の長い長崎なら、なおさらです。役に立ったら嬉しかばい。
